「あしかがフラワーパーク」訪問レビュー

ガーデン訪問レビュー
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今日も見つけていただきありがとうございます。

今回紹介するのは「あしかがフラワーパーク」です。

テレビや雑誌で毎年取り上げられているので超有名ですが、栃木県足利市にあるガーデンです。元々は、足利市堀込町(※現:朝倉町)の大地主であった早川氏が、1920年代に庭に大藤を植樹したことが起源だそうです。その大藤を近隣の人たちに楽しんでもらおうと1968年に改修して前身となる「早川農園」が設立されました。その後、周辺の都市開発計画のため、1996年に大藤4本を現在地(※足利市迫間町)に移植されました。

なお大藤の移植は、日本の女性樹木医第1号である塚本こなみ氏によって行われ、日本で初めての成功例となったことでも有名です。また同氏は、群馬県の「中之条ガーデンズ」の大藤のプロデュースにも携わっています。

さて、あしかがフラワーパークで最も有名なのは、既に出てしまっておりますが「藤」です。毎年4月中旬~5月中旬頃に「ふじのはな物語」と称する藤まつりが開催されます。今回は、藤の最盛期である5月上旬に訪れた際の様子をご紹介したいと思います。

まずは「大長藤」。普通の藤よりも花房が長く、最長1.8 mまで成長する品種だそうで、栃木県の指定天然記念物にもなっています。

大長藤

お次も藤ですが、半球状に仕立てられた「藤のドーム」。こちらの藤も花房が長く、高さがあるので迫力がありました。

藤のドーム

こちらは「むらさき藤棚」。先程の大長藤と比較すると、わずかに花色が淡い感じでした。藤の中を歩いておく形になっているので、とても近くで藤の花を見ることができます。

むらさき藤棚

道端にちょこちょこと木立仕立ての藤があり、特に白藤がとても綺麗で印象的でした。

木立の白藤

お次は有名な「大藤」。樹齢160年を超える2本の藤で構成されています。花も確かに綺麗なのですが、幹の太さが印象的でした。1世紀以上の歴史を感じさせてくれます。

大藤

こちらも有名な「八重藤」。希少な八重黒龍という品種だそうで、香りが他の藤よりも強めでした。本来は濃い紫色なのですが、見頃を過ぎていたようで少し色褪せていました…

八重藤

上記の藤以外にも、きばな藤、うす紅の藤、白藤のトンネルなどの藤の見どころ箇所がたくさんありました。

また藤だけではなく、シャクナゲ、ハンカチの木、クレマチス、池に浮かぶ謎の植栽など、旬の植物も見応えがありました。

シャクナゲ
ハンカチの木
クレマチス
謎の植栽

さらにオススメしたいのは園内の宿根草や一年草、球根植物の植栽です。エリア毎に色のテーマを決めており、ガーデナーさんのセンスが爆発していました。我が家の庭にも取り入れたいデザインが多く、かなり参考になりました!

黄色系植栽
白藤とのコラボ
青系植栽
洋風植栽

今回は日中の時間だけでしたが、夜になるとライトアップされ、昼間とは違った顔をみせてくれます。また藤の時期以外にも季節ごとに植栽が大きく変更されるようなので、春以外の時期も見てみたいですね!詳しくはあしかがフラワーパークの公式HPをご確認ください。

あしかがフラワーパーク 【 公式サイト 】
花の芸術村 あしかがフラワーパーク オフィシャルウェブサイト。8つの花の季節をテーマに季節感あふれる庭園をつくりこみました。それぞれのテーマに合わせ数百種の花木が季節をいろどります。是非一度、ご来園ください。

最後に注意点を2点ほど。


藤の最盛期はかなり混雑しますので、開園前には既に到着しているスケジュールにした方が無難です。駐車場自体はかなり広いのですが、パーク近くの道がかなり渋滞します。開園2時間後ぐらいに来てしまうと、駐車場に入るまでに1時間…ってことになりかねないのでご注意を。


また入園チケットは事前に購入しておいてください。チケット売り場でもかなり長い行列ができます。入園する前に疲労困憊…というのは避けたいので、事前チケットの購入をオススメします。

以上です!

ご覧いただきありがとうございました!

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