今日も見つけていただきありがとうございます。
今回紹介するのは「軽井沢レイクガーデン」です。
長野県北佐久郡軽井沢町にあるガーデンになります。私は車で訪問しましたが、上信越自動車道の碓氷軽井沢ICで降り、そこから下道で15分ほどで到着します。軽井沢なのでアップダウンの激しい山道を予想していましたが、それほどキツくはありませんでした(地元の秩父や群馬の山道で感覚が麻痺しているだけかもしれませんが…)。駐車場も広いので安心です。
さて軽井沢レイクガーデンはレマン湖を中心に複数のエリアをもつ広大なナチュラルガーデンとなっています。地図上だとハッキリ分かりますが、周りを湖に囲まれ浮島状になっているガーデンは珍しいのではないでしょうか。各エリアでコンセプトが決まっており、以下のように植栽されいるそうです。
・睡蓮の池:様々な種類の睡蓮が咲くほか、春先にはミズバショウも咲き乱れます。
・フレンチローズガーデン:フレンチローズ中心のガーデン。70種200株の美しいバラが楽しめます。
・イングリッシュローズガーデン:中央プールの周りにイングリッシュローズが植えられています。
・ウッドランド:木々や草花がバランスよく配置されたガーデン中心部。和やかな風景が広がります。
・ラビリンスローズガーデン:ガーデンの島に位置する隠れ家のようなガーデン。
・フレグランスローズバス:香りの良いバラを約1,200本植えた小道は。香りに包まれる時間は格別。
・レイクサイドバス:ガーデンきっての展望スポットで、浅間山や押立山が一望することができます。
またガーデンだけではなく、建造物も見どころです。木々に囲まれた英国風の建物が、イングリッシュガーデンをより趣のある形に仕上げてあります。レストランやカフェもあるので、庭園と共にゆっくりとした時間を過ごすことができます。
今回は、残暑が残る9月末に訪れた際の様子をご紹介したいと思います。
入園すると、すぐにローズガーデンが見えてきます。軽井沢レイクガーデンのバラの見頃は6月~7月の初夏であり、また秋バラは10月~11月となっています。ちょうど谷間の時期に来てしまいましたが、それでも緑の植栽は美しく、オーナメントの使い方も素晴らしいです。最盛期でなくとも手を抜いてないですね…
湖を一周する形で散策していましたが、植栽がかなり丁寧であることに気付きます。形の異なる葉をリズム良く組み合わせており、かつ高低差を付けることで、小道を歩く人達を飽きさせることなく楽しませてくれます。我が家の花壇の植栽にも応用できる部分がたくさんあって参考になります。四季折々で楽しめることをテーマにしているだけあって、植物が小休止している9月という微妙な時期でも楽しむことができます。
日陰であっても、その環境に適した植物が植えてあります。山野草が群生している部分も見ることができました。軽井沢の冷涼な気候を活かしながら、各植物の特徴を熟知しているからこそ成せる業ですね。ローズガーデンに比べたら人気の無いエリアかと思いますが、こういった部分でも隙がありませんね…
橋を渡って中央の浮島エリアに行くことができます。眼の前の植栽だけではなく、遠くの木々や借景まで計算されているようです。植栽がかなり緻密なので、もはや日本にいる感じがしませんでした…
休憩所やトイレ、レストランなどにもポイント、ポイントに素敵な植栽があります。ガーデン内であればどこにいても洋風の雰囲気を崩さないように配慮しているようです。来園者の没入感を保つ努力…流石です。
いかがだったでしょうか。9月末は「植栽の谷間」で旬とは言い難い時期でしたが、十分に楽しむことができました。「ものすごく有名なガーデン」というわけではないのですが、植栽をはじめとした雰囲気作りに余念がなく、園芸好きであれば必ず満足できる場所だと思います。またガーデンだけではなくショップやレストランといった建物にも力を入れているので、見どころが沢山あるかと思います。
詳しくは軽井沢レイクガーデンの公式HPをご確認ください。
最後に注意点。湖の外周+浮島を散策することになるので、結構な距離を歩きます。なので動きやすい格好でご来園いただくのが良いかと思います。また意図せず植物に触れてしまうこともあるかと思いますので、なるべく肌が露出しない格好がオススメです。
以上です!
ご覧いただきありがとうございました!
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