「ベロニカ’オックスフォードブルー’」の育て方&実際に育ててみたっ!

実際に育ててみたっ!
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今日も見つけていただきありがとうございます。

今回紹介するのは「ベロニカ オックスフォードブルー」です。

「ベロニカ(トラノオ)」と聞くと花穂が垂直に伸びる姿をイメージする方も多いかと思います。こちらの「オックスフォードブルー」という品種は這性(地面を這うように広がる)タイプになります。早春から初夏にかけて濃い青紫のかわいらしい花が、一面を覆うほどに咲き揃います。また寒くなる晩秋からは葉色はブロンズに紅葉するため、リーフの状態でも観賞価値があり十分に見応えがあります。

ベロニカ’オックスフォードブルー’は宿根草ではありますが、植えっぱなしで手をかける必要がないほど丈夫な植物になります。そして常緑のまま冬を越してくれることから、グランドカバーとして用いられることもできます。厳しい環境下でも耐えることができ、花や紅葉を楽しみながら、自然に増えて雑草防止にもなるのです。

「ベロニカ’オックスフォードブルー’」の育て方

  • 草丈:5~10cm
  • 耐寒性:強い
  • 耐暑性:強い
  • 花色:青紫(中央は白)
  • 開花時期:3月中旬~4月下旬
  • 日当たり:日当たりの良い場所を好む。半日陰でも可能。
  • 用土:有機質に富む水はけのよい場所が適す。ロックガーデンでもよく育つ。一般の草花培養土でもOK。配合する場合は赤玉土7、腐葉土3で苦土石灰を少量混ぜる。
  • 水やり:地植えは基本的には不要。鉢植えは水切れすると下葉が枯れたり、花つきが悪くなるので、用土が乾き始めたらたっぷりと。特に春の成長期は多めがよい。
  • 肥料:ほぼ不要であるが、翌年の芽が成長する秋に1回、株のまわりに緩効性肥料を置き肥。春は速効性の液体肥料を使用する。
  • 植え付け・植え替え時期:3月~4月と9月下旬~11月中旬が適期。根づくまでは乾燥に注意。
  • 害虫:アブラムシ
  • 管理:株姿が乱れてきた場合のみ、花後に全体を切り戻し

実際に育ててみました!!

私は、おぎはら植物園さんで3株購入しました!他の園芸店では「オックスフォードブルー」ではなくて「ジョージアブルー」として売られる場合もあるみたいです。

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植えた場所は南側の花壇です。この場所は1日中、日がよく当たります。また花壇下は砂利になっているため、水はけがかなり良いです。さらに家のひさしの下になるため、雨が当たりにくい場所にもなります。なので、かなり乾燥する場所であり、水切れで枯れてしまう植物が多く、植栽に四苦八苦しておりました。「ベロニカ オックスフォードブルー」なら強乾燥にも耐え、グランドカバーになるということで期待して5月末に植えましたが、果たしてどうなるか?

5月末

7月上旬
週1の頻度で水やりをしていましたが、ご覧の通り乾燥状態になっており、ベロニカも元気が無さそう…(※画像がピンボケで申し訳ございません) 厳しいと思うが何とか耐えてくれ!

※そもそも夏場とは言えこんなに乾燥する場合は土の状態が悪過ぎるので、春か秋に赤玉土や腐葉土などの水持ちが良くなる資材をしっかりと混ぜ込んでください…

7月上旬

9月末
気温30℃を超える日が少なくなって暑さも一段落し、ベロニカも復活してきました!初夏に比べて葉数も増えてきていい感じです。このまま広がっていってほしいっ・・・

9月末

12月上旬
気温0℃付近までグッと下がってくると同時に、ベロニカも紅葉してきました。紅というよりは銅に近い色ですね。常緑でありながら紅葉するグランドカバーは珍しく、実際の葉姿も素敵ですね。あとは来春に開花してくれるのを待つばかり!

12月上旬

3月上旬
気温が二桁に到達する日が少なく、まだまだ寒さが残る時期ですが、一斉に開花が見られました。前年には見られなかった位置にも、いつの間にか広がっており、一面でかわいい小花が咲いていました。紅葉状態で開花する植物も珍しく、青い小花が一際目立ちますね。

3月上旬

夏場は40℃付近まで到達し、家のひさしにより雨が少ないため、他の植物が枯れてしまうような劣悪な環境下でしたが、無事に耐えてくれました!加えて株張りを広げてくれたので、グランドカバーの役割もしっかりと果たしてくれましたね。

ロックガーデンでも平気で育つと言われている通り、乾燥への耐久性はピカイチですね。また花を咲かせてくれるだけではなく、常緑で通年存在してくれるのは嬉しい限りです。

年々、株張りが広がっていくので、花壇からはみ出したり、他の植物が飲み込まれそうになった場合は都度、切り戻しをかけてもらうと綺麗な草姿を保つことができます(※伸びっぱなしのままにしておくと、株元がハゲてくるので定期的な切り戻しを推奨します)。暑さ・寒さに強く、強乾燥花壇にも耐え、植えっぱなしで手をかけなくても、常緑で通年楽しめることができるのでオススメです!

以上です!

ご覧いただきありがとうございました!

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