「アーティチョーク」の育て方&実際に育ててみたっ!

実際に育ててみたっ!
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今日も見つけていただきありがとうございます。

今回紹介するのは「アーティチョーク」です。

アーティチョークは園芸店よりもスーパーの野菜売り場で見かけることが多いかもしれません。開花前の蕾を収穫して食べることができ、ホクホクとした食感と、ジャガイモのような風味があるそうです。なお蕾を収穫する場合は、1年目は株の養生に努め、本格的な収穫は2年目からとなります。また一度植え付ければ、3~4年は収穫が続けられると言われています。

食用として育てる方も多いですが、ダイナミックな株姿はインパクトがあり、初夏頃に巨大なアザミのような紫色の花を咲かせてくれます。※ちなみに和名はチョウセンアザミです 大株になると株張り・草丈ともに2mを超える迫力のある姿になります。また花の大きさは15cmほどにもなり、次々と咲くので非常に見応えがあります。葉もシルバー掛かっているため、花期以外も存在感があり、鑑賞期間が長く楽しむことができます。

「アーティチョーク」の育て方

  • 形態:宿根草(冬季落葉)
  • 草丈:150~200cm
  • 耐寒性:強い ※霜に注意
  • 耐暑性:強い
  • 花色:紫
  • 開花時期:6月下旬~9月上旬
  • 日当たり:1年中、日当たりが良い場所 を好む。
  • 用土:市販の草花培養土でOK ※鉢植えは不向き
  • 水やり:基本的には不要だが極端な乾燥を嫌うため、表土が乾いたらたっぷりと。
  • 肥料:植え付けの際に緩効性化成肥料を適量施肥。その後は春~晩夏まで液肥を月2回の頻度で施す。
  • 植え付け・植え替え時期:9月中旬~下旬、または3月中旬~4月中旬が適期。移植を嫌うので、植え替えは原則NG。
  • 病気:うどんこ病、黒星病、灰色かび病
  • 害虫:アオムシ、ハモグリバエ、ハダニ、ヨトウムシ、ナメクジ、アブラムシなど
  • 管理:多湿に弱く、土が湿った時間が長いと根腐れのリスクがあるため、水やりはメリハリをつけること。寒さには強いが霜には弱いので、秋になったら根元を腐葉土や落ち葉などでマルチングするとよい。

実際に育ててみました!!

アーティチョークは東京都練馬区にある「渋谷園芸」さんで購入しました!出張のついでに立ち寄りましたが、練馬の住宅街に突如出現し、ここだけ異世界感が漂っていました。屋内は生け花や鉢類が所狭しとディスプレイされており、屋外には旬の草花・球根類がこれまた盛りだくさんでした。植物好きなら一日遊んでいられる場所なので、近くに来た際は是非寄ってみてください!

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※ちなみにアーティチョークはホームセンターのハーブコーナーで買えると思います…

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さて植えた場所は家庭菜園花壇の横で午前中は明るい日陰、午後から日当たりがよくなる場所です。本来なら一日中、日が当たる場所に植えたかったのですが、我が家にはそんな場所は無いので…

植えたのは4月上旬。果たしてどうなるか? 

4月上旬

6月上旬
気温が高くなると同時に茎がどんどん立ち上がり、70~80cmぐらいのところで蕾が確認できました!1年目なので開花は無いと思っていたのですが、2年目株だったのか…?蕾を収穫する場合は恐らくこのタイミングになりますが、お花が見たいので本年はそのままで。

6月上旬

6月中旬
10日後に蕾が開いてきました!赤紫色の中身が見えてきましたね。蕾は非常に硬いのですが、開花に向けて徐々に動いていることを実感できます。

6月中旬

6月下旬
さらに5日後です。他の草花と違って蕾の動きがかなり緩やかですが、確実に開花に向かっています!

6月下旬

7月頭
「いや、そこが花なんかーいっ!」とツッコんでしまいましたが、無事に開花してくれました。硬い殻に覆われた中に可憐な花が咲いているようで、見る度に好きなるような姿ですね!

7月頭

7月上旬
5日後になるとさらに花の部分が広がってきました!ここまで来ると、なるほどアザミの仲間だな、と思えますね。それにしても大きな花なので、一つだけですが非常に存在感があります…

7月上旬

7月中旬
さらに10日後の姿です。開花期間は短く、雨に当たって枯れてしまいました… 2年目以降は蕾の数も増えるらしいので翌年に期待です!

7月中旬

いかがだったでしょうか?有名な洋風ガーデンでは花壇後方に植わっているのをよく見かけるので、本格派ガーデンを目指す方には是非おすすめの花です。小さな草花の後方に、インパクトがある巨大な花を咲かせるアーティチョークが入れば、それだけでお洒落な雰囲気が出ます。

アーティチョークはどちらかというとハーブや野菜に分類されますが、観賞価値もあるので草花として育てるのもアリだと思います。植え付け初年度は蕾が出ないこともありますが、年々と蕾が増えるので、お花を楽しんだり、一部は収穫して食べるのも良いかと思います。なお一つ一つの蕾が結構重たいので、茎が立ち上がってきたタイミングで支柱をしてあげてください。

以上です!

ご覧いただきありがとうございました!

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