今日も見つけていただきありがとうございます。
今回紹介するのは「京成バラ園」です。
千葉県八千代市にあるバラ園で、言わずとしれた”あの”京成バラ園芸が運営しているローズガーデンになります。日本国内最大級のバラ園であり、撮影会やイベントにも度々使用されている超有名ガーデンになります。もはや説明不要かもしれませんね…
そもそも京成バラ園芸は、「世界に誇れるバラの作出と日本にバラの文化を広めたい」との思いを下に1959年に設立しています。バラの品種改良を行うと共に、世界の著名なバラを紹介するなど、バラ文化の普及にも努めています。そして1999年に現在の形に近い、ローズガーデンを中心とした複合施設が誕生しました。
広さ30,000m2の園内には世界の最新品種から野生種のバラまで多種多様の約1,600品種、約10,000株を超えるバラを中心に様々な樹木、草花が植栽されています。バラは系統別に植栽され、アーチ、スクリーン、パーゴラなどで演出していますが、これらの演出は毎年変化があります。
今回は、梅雨に入ったばかりの5月末に訪れた際の様子をご紹介したいと思います。
入園する前から素敵な植栽を見ることができます。ちょうど開花していた大きなフェイジョアが見事でした。入り口付近のリーフ類や一年草の植栽も素敵です。
入園して左手に歩いていくと、「ベルばら」のゾーンが見えてきます。「ベルばら」はあの「ベルサイユのばら」のことで、コラボしているテラスが展開されています。「ベルばら」の展示物に目が行きがちですが、バラを主体とした植栽も全く手を抜いてません!
テラスを降りていくと、「アルテミスの花園」が見えてきます。こちらは園長自らがプロディースされているエリアだそうで、バラだけではなく一年草や多年草で植栽されています。優しい色合いでまとめられており、我が庭でも真似したくなるポイントがたくさん散りばめられています。寄せ植えや外構の参考になりますね…
いよいよメインとなるバラ植栽のエリアになります。春バラの開花ピークからは少し遅れ、また雨が降っていましたが、それでも元気なバラをたくさん見ることができました。さすがはメーカー直営のバラ園、圧倒的なバラの量に気圧されてしまいそうです。芳香性のバラもたくさん植わっていますので、全く飽きることなく散策できます。ちなみに一つ一つの株元に品種名が記載されているので、お気に入りの品種を見つけるのも良いかもしれませんね。
園内の奥の方に向かうとローズガゼボが見えてきました。ガゼボの中には鐘が取り付けられており、恋人の聖地となっているようです。残念ながら私には無縁です…
なおガゼボの周りにはポールにつるバラを這わせた植栽を見ることができます。5~6mほどの高さにつるバラが這っているので、他では見られない迫力になっています!
園の外周を歩くこともでき、個人的はこちらもお気に入りです。アカンサスモリスやホスタなどのシェードガーデンでおなじみの植物が植えられています。バラ以外の植栽も一切手を抜いていないことが伺えます。流石ですね…
最後にコテージガーデンを訪れました。ポイントポイントでバラが植えられており、それに合わせるように草花が植えられております。バラと草花の組み合わせの参考になりますね。
前々から行きたい行きたいと思っていましたが、ついに出張で訪問することができました。国内最大級バラ園の名は伊達ではなく、圧巻の迫力でした…
併設されている園芸ショップでは、実際に園内で植えられているバラや草花が売られています。園内を見た後だと、予定していなかったモノでも、ついつい欲しくなってしまうので注意してくださいw。
最後に注意点。大きな園内なので一周するのに30~40分程度歩くことになります。なので動きやすい格好でご来園いただくのが良いかと思います。また電車で来園する場合は、最寄り駅の「八千代緑が丘駅」から徒歩15分程かかりますので注意してください。
※バスで来園することもできますので詳細は公式HPをご確認ください
以上です!
ご覧いただきありがとうございました!
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