オススメ園芸道具「回転テーブル」

オススメ園芸道具
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今日も見つけていただきありがとうございます。

今回オススメする園芸道具は「回転テーブル」です。

回転テーブル ※マンホールではありません…

この回転テーブル、どういう時に使うかというと… 大きめの鉢に土入れする時に重宝するのです!

鉢植えをつくる際に重要なのが土入れで、植え込む植物の中心と高さのバランスを見ながら、徐々に土を入れていくことが必要になります。私見ではありますが、この土入れ作業、かなり奥が深いと感じています。

園芸を始めたての頃は、植物が動かないように植わっていれば良いと考えていました。しかしながら、適当に土入れをしていると、根が出てしまっていたり、逆に深植えとなり茎の大部分が埋まってしまうこと多々ありました…

また植物によっては植える高さ配慮する必要があります。例えば乾燥気味の環境を好むラベンダーなどは浅植えが適しています。一方でクレマチスなどは深植えの方が根張りがよくなることが知られています(※植えた部分の節から発根するため)。

植物の育成を左右しかねない土入れですが、この作業は5号鉢程度までの小さな鉢であれば、特に問題になりません。小さな鉢であれば、全体のバランスを見ながら土入れすることが難しくないのです。ところが、7号以上の大きめの鉢になってくると途端に土入れ作業が難しくなってくるのです。

大きめの鉢植えを経験した方なら分かっていただけると思いますが、鉢の手前に土を入れる→その反対側に回り込んでバランスを見ながら土を入れる→90°の方向から土を入れる→反対から土を入れる… という作業を繰り返していく必要があります。言葉にすると簡単そうに思えますが、これが意外と大変…

大きい鉢になると自分が土入れをする方向に動く必要があるのですが、動きながら土入れをしていくと、いつの間にか植物が中心からズレていたり、垂直から傾いていたりするのです(※大きい鉢に植える植物も大きいので、動かないようにしながら土入れするのも至難の業なのです…)。そして何回か植え直しをするハメになります。大きな鉢ですから土を入れたり出したりの作業は地味に重労働なのです。そして疲れ果てるのです…

私は園芸を始めて数年経ちますが、未だに大きな鉢植えをつくるのに苦戦しています。恥ずかしながら、なかなか1発で植えることができないのです。

また寄せ植えを行う時は、特に植物の植え込みバランスが重要になります。鉢正面から手の届く範囲は上手く植え込めているのですが、裏側の方は極端に浅植えになっていたり、逆に深植えなることが多々あるのです…

何回も植え直すと植物にダメージを与えてしまうので、できれば1発で決めてあげたいですね。

そんな時に回転テーブルがあると、土入れ作業がかなり楽になります!

下の写真のように回転テーブルへ鉢を乗せ、正面から手の届く範囲で土入れをした後、鉢ごとテーブルを回してあげれば裏側にも簡単に土入れをすることができます。植物を抑え込みながらでも回転することができるので、中心からズレたり、傾いたりすることが無くなるのです!そして自分自身が動くことが無いので、疲れにくいのです!

回転テーブルに鉢を乗せた状態

私自身、相当数の鉢植えを作ってきましたが、未だに大きい鉢植えや寄せ植えを作製するときは回転テーブルを使っています。おかげで鉢植えを1回で成功させる確率が格段に上がり、かつ作業時間もかなり短縮されました。今では回転テーブルが無いと作業できないくらいに愛用しています。

ちなみに私はダイソーで購入した回転テーブルを使用しています。直径34cmと直径22cmのものがありますが、大は小を兼ねる信念で直径34cmのものを使用しています(※直径34cmのものは200円商品でした)。

回転テーブルφ22cm
原産国:中国 商品サイズ:22cm×22cm×1.5cm 内容量:1個入 材質:本体:ポリプロピレン 100℃、金属部:ステンレス鋼 種類:アソートなし テレビやパソコンのモニター台に360℃回転 耐荷重20Kg 耐荷重は測定値であり、保証...

元々はテレビやパソコンのモニター台を回転させる目的なので、荷重20kgまでは耐えることができ、鉢植えに関してはほぼ問題ないと耐荷重です。一方で素材がポリプロピレンであり、紫外線に弱いため、使用しない時は日陰で保管するとよいかと思います。

大きい鉢だけではなく、小さな鉢でも使用することも可能です(※鉢全体が軽いとテーブルが回りにくいので注意してください)。鉢植えをする方は持っていて損は無い道具かと思います。できるだけ鉢植えを楽しんでほしいので、ぜひ購入して使ってみてください!

以上です!

ご覧いただきありがとうございました!

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